Ⅰ.my NAME.

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「その話私にも聞かせていただける?」 それは赤茶色の瞳を持っていて. 「り、リゲル様!?」 謎の魅力を持つ. 「ど、どーしてこんなところに!?」 男は酔いに眩まされ、いつの間にかウィンドル社に1000ソヴァリンの支援をしている. 「その噂、誰から聞いたの?」 真っ赤な薔薇が猫の出没を知らす。 「そんな噂が?」 「はい.」 「どう考えてもお前のことだな.」 「そうね.エル」 「いつまでやるつもりだ?幾人殺してきた!?」 「そんなに…怒らないで.」 「アン……お前の心はどこにある?」 「その名で呼ぶことは禁止されたはずよ.」 コルセットの隙間から出した短剣をエルファエルに向かって突き刺す. 「許嫁の俺にもそれを向けるのか?」 「っ.」 「私の城でその名を呼ばないで.お願い」 「………リゲは馬鹿だな……」 「私の心は、この名のもとにある.」
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