高校1年の冬。

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あ、門井がまた女の子にX'masの予定聞かれてる…… どーせ、彼女と過ごすんだろうな。 ま、どうでもいいけど。 私は、在り来たりな恋愛小説を読み始めた。 本の中っていいな。 現実ではありえないことが次々に起こっていく。 その中で、主人公は喜怒哀楽を表して、1つ1つ、自分と向き合っていく。 そんな主人公が少し羨ましかったりもする。 私は喜怒哀楽を表そうとしないんじゃなくて、表せないんだ。 強がるのをやめようとしないんじゃなくて、やめれないんだ。きっと。 自分で自分を縛り付けてるんだ。
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