20人が本棚に入れています
本棚に追加
『…ねぇ…何するの…?』
真っ暗でなにも見えない。
手足を縛られてる傷みだけがズキンといたい。
目隠しされてなにも見えない。
『このブラコンが。』
ブラコン。
そうかもね。
『…………やめて』
『こんな傷だらけのくせに』
『………関係ない』
『口答えすんじゃないよ!!』
『……っ……』
腕に走った熱いような痛み。
血がツーと腕を伝うのがわかる。
『…邪魔なんだよ』
同じような痛みが体中を駆け巡った。
痛いよ…
やめて、
『ここでそのままおとなしく待ってろよ?だーい好きなお兄ちゃんがきてくれるよー……。あははははっ』
最初のコメントを投稿しよう!