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嫌だ…
やめて…
聡にぃには迷惑かけたくないの…
『……もぅ…ヤダ』
なんで、こんな目に合わなきゃいけないの…?
私…
私が悪かった…?
私がダメな子だから…?
お母さんは殴るの…?
『……………誰か……助けて…』
その時
その声が聞こえたみたいに
『景子っ!!!』
聡にぃが来てくれた。
なんで。
いっつもこういう時に…
目隠しを取ってくれて光が視界に映った。
『……聡にぃ…』
安心したのかそのままトンと前に…聡にぃの腕の中に倒れた。
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