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「何だか、遅いな…。青柳さん。」
翔太はチラリとトイレの方向を見た。
向かって10分以上は経過している。
「ねー。おにーちゃん。あのお姉ちゃんはお友だちなの?」
相変わらず膝上で翔太に甘えている るしふぁは
頭をコチラに向けて尋ねた。
「え?あぁ。うん。そうだね。」
るしふぁはそれを聞いて、天使のような笑顔で
「そっかぁ!じゃあ、るしふぁも仲良くしなきゃねー。
悪魔の教訓!
『大事な人の大事な人は大事にせよ』っだよ!」
「この悪魔めwwwwwwwww」
ビシィッッ!!
「っ!!?」
るしふぁの言葉の直後に真横からチョップが飛んできた。
「びぇぇぇぇぇっ!?」
「何をするんです…ってガブ子さんっっ!!!」
「そうですwww『私より天使な奴はサーチ&デストロイ』でお馴染みの清廉潔白のガブ子さんですwww」
いつの間にいたのか、ガブ子は先程まで千早が座っていた席に座っていた。
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