魔法少女 エンゼル・ブルー

24/36
前へ
/117ページ
次へ
「何だか、遅いな…。青柳さん。」 翔太はチラリとトイレの方向を見た。 向かって10分以上は経過している。 「ねー。おにーちゃん。あのお姉ちゃんはお友だちなの?」 相変わらず膝上で翔太に甘えている るしふぁは 頭をコチラに向けて尋ねた。 「え?あぁ。うん。そうだね。」 るしふぁはそれを聞いて、天使のような笑顔で 「そっかぁ!じゃあ、るしふぁも仲良くしなきゃねー。 悪魔の教訓! 『大事な人の大事な人は大事にせよ』っだよ!」 「この悪魔めwwwwwwwww」 ビシィッッ!! 「っ!!?」 るしふぁの言葉の直後に真横からチョップが飛んできた。 「びぇぇぇぇぇっ!?」 「何をするんです…ってガブ子さんっっ!!!」 「そうですwww『私より天使な奴はサーチ&デストロイ』でお馴染みの清廉潔白のガブ子さんですwww」 いつの間にいたのか、ガブ子は先程まで千早が座っていた席に座っていた。
/117ページ

最初のコメントを投稿しよう!

744人が本棚に入れています
本棚に追加