魔法少女 エンゼル・ブルー

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「あー!お前は天使ー! なんでるしふぁにイジワルするのーっ!やめてよー!」 るしふぁは目から大粒の涙を零し鼻水を垂らした くしゃくしゃの顔で抗議した。 「私より優れた天使など存在しねぇwww私の純粋無垢ポジションが奪われる気がしたからwww私は可愛いから仕方ないねwwwwwwwww」 「この宇宙が始まってから、どこにもそんなの存在してなかったですよ!! というか、一体何しに来たんですか!?」 翔太はるしふぁを抱きかかえて、椅子から離れてガブ子を睨んだ。 「ショタ君…。私がまたしても地上に降りて来たのはね。 TSUTAYAからDVD返せと電話がきたからと ライザーベルトを返してもらう為よ!!」 「ッッ!? ライザーベルトを…!?」 面倒なので最初の部分は無視した。 「そう…。アナタのせいで私はボロボロよ……。 天界で私の人類征服計画がバレてしまい、おかげで給料は下げられ、ムシャクシャして連日飲み屋に通ったら給料は無くなり、下界に向けて吐瀉ぶ…天使の落とし物を吐いたら天界ポリスメンにしこたま怒られて、TSUTAYAの延長料金クッソたけぇし、後輩に頭下げる羽目になるし… これも全てホワイトライザー!アナタが原因よ!」 「……だいたい自分のせいじゃないですか…。」 後輩(ミカエル)に対して、あれで頭下げてたつもりらしい。
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