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公園の広場の中央
二人の正と悪は対峙した。
悪魔るしふぁ
天使ガブ子
「クックック…。天使よ。
きさまがここにいるということは
天装士もいるよね。グスッ」
るしふぁが先程の泣き顔の残りの鼻水を啜って、威厳たっぷりのつもりで問う。
「当たり前よ。私達の希望!
ホワイトライザーは貴方達悪魔に負けたりなんかしないわ!!
っておおいwwなに木の後ろに隠れてるのよwww出番よwwホワイトライザーwww」
ガブ子はずっと気の後ろから隠れて出てこないホワイトライザーに向かった。
「らめぇぇ!スカート引っ張らないでぇぇぇ!!
見えちゃいますぅぅ!!下着もフリフリなんですよぉ!!」
「男の娘でしょ!ウジウジ言わない!」
「男の子だから問題あるんですよぉぉぉ!!」
先程までのシリアスはどこへやら。
むしろ、引き締めた顔して突っ立って待ってるるしふぁの方が茶番に近い事が可哀相である。
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