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「えーと…。」
ホワイトライザーは一瞬固まった。
そして、考えた。
彼女の考え方はこうだ。
目的は人類に絶望を与えてからの滅亡
絶望を与えるには、先ず全人類を幸福にさせなければいけない。
その後で人類を滅亡させるらしい。
しかし、一世代限りでなく未来永劫に渡って人類を幸福に導くらしいので
その最終段階は訪れない。
「ふふん。もうボクの計画は始まっているのだ!
さっきも世界の恵まれない子に募金してやったわ!ふふ!勿論、明日もしてやるぞー。
悪魔の狡猾な罠と知らずに
まんまと幸福になる人間を思うと
微笑みがとまらないよ!!
ハッーハッハッハげふげふっこほんこほん
どうだ!ホワイトライザー!ボクの恐ろしさにふりゅ…震えるがいい!!」
「噛んだ。」「噛んでないもん!」
あ。この娘すごく良い子だ。
ホワイトライザーは素直にそう思った。
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