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『ブルー・ステッキ』
それは天界の魔法の力を身につけて戦う
『魔法少女 エンゼル・ブルー』に変身する為のアイテムである。
「って、先輩も『ライザーベルト』持ってませんでしたっけ??」
『ブルー・ステッキ』と並ぶ神の至宝とも呼べる変身アイテム『ライザーベルト』
これの管轄はガブ子のハズだったのだが…
「人ww間wwにww盗wwらwwれwwたwwっwwたww」
「全然、笑い事じゃないですよ!!」
何故か爆笑するガブ子にミカエルは大いに焦る。
「そうなんだよww聞いてくれよwwミカエルwwww一話あらすじを聞いてくれよwwww」
「一話とかあらすじとか何言ってるのか分かんないです。」
ミカエルは半眼で訴えるもガン無視貫いて、ガブ子は事の顛末を話す。
「ゴッド可愛いアルティメット天使のガブ子ちゃんが全人類を支配して、奴隷にしてやろう(天使の包容)と思って地上に行ったら
人類を抹殺するために全世界を幸福しようとする悪魔たんに肩入れしたホワイトライザーに思いっきり蹴られたんだよ!」
「つまり、先輩が悪魔だったんですね。」
「ちゃんと話聞いてんのかぁぁぁwww!!鼻からほじくり出した天使の宝石受け取らすぞゴラァwww!!」
「ちゃんと話聞いた結果がそうなったんですよ!!」
ガブ子の天使の宝石がついた指先をミカエルはギリギリと抑える。
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