長寿レポート

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「こちらに、世界最高齢、120歳のおじいさんが住んでいると聞いて、我々取材班がやって参りました!!」 とあるド田舎にある二階建の一軒家。 やや興奮した口調で女性リポーターが紹介しようとしているのは重野歳三という男だった。何と今年120歳になるという。 「では早速、本人に聞いてみたいと思います!」 リポーターが家の中に入ると、そこには1人の老人が確かにいた。 「貴方は重野歳三さんですか?」 「ああ、そうじゃよ。」 「120歳だと聞きましたが?」 「……もうそんなになるかのう…」 イマイチ要領を得ない。 「誰か、貴方の年齢を証明できる人はいますか?」 「おお、そうじゃ❗」 老人は、ポンと膝を打った。 「上の階にワシの兄貴がいるから聞いてみるといい。」
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