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ぼろぼろの一軒家の中に入りこむ。
いや、別に不法侵入じゃないからね?
さっきぶち破った扉の破片を下駄で踏みつぶして音を立てながら歩く。
「奥さ~ん。いるのはわかってんすよ~・・・じゃなくて、黄朽葉ぁ!!」
「あははは・・・。」
苦笑いのハスキーボイス、黄朽葉(きくちば)威梠(いろ)。
俺はこいつの借金返すために働いていたのだ。
もう一つの仕事のほうでもいいが一気に稼ぐんだったら吉原しかねぇ。
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