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そして、俺と明日香が生徒会に入るのが決定した夜、部屋でゲームをしていたら突然、姉ちゃんが入ってきた。
一樹/うぉ?!
ね、姉ちゃんいきなり入ってくるなよ。
華憐/え~だって、お姉ちゃんは一樹ちゃんに用があるんだもの。
一樹/用ってなんだよ。
そう俺が尋ねると姉ちゃんは古びたノートを差し出した。
一樹/何、これ?
華憐/これはね、ウチの高校の歴代の生徒会長だけに受け継がれてる由緒正しいノート。
正式名称は[ブラックノート]よ!
一樹/なんか毒々しい名前だな。
華憐/まあ名前はともかくこれには生徒会の仕事のマニュアルや活動日誌、さらに学園祭で行われたイベントの詳細が全て記されているの!
一樹/いわゆる万能ノートなんだ。
華憐/そう。
一樹/なんでまた、俺に?
華憐/一樹ちゃんにも早く生徒会の仕事に慣れてもらいたくて。
マニュアルの所を見て欲しいの。
これは教員達には知られてはいけないノートなの。
歴代の生徒会メンバーじゃないと取り扱えない代物よ。
一樹/まあ教員達に秘密なのは分かった。
とりあえずその毒々しいノートを受け取り、書記のマニュアルを見てみる。
そこには・・・・・・・・
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