第一章/お姉ちゃんの趣味。

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ヤンデレ危機回避から一週間位過ぎたある日の休日の午前中、自分の部屋でゲームをしていたら……… 華憐/とっか~ん!!!! 一樹/うわっ姉ちゃん、なんだよいきなり! 普通に入ってこれないのかよ! 華憐/いや、普通に入ってもつまんないから、突貫してみました。 一樹/いやいや、突貫とか意味分からないが… 華憐/一樹ちゃん今日は暇よね? 一樹/まあ、暇だからゲームしてたわけだし。暇だよ 華憐/じゃあこれから可愛い華憐お姉さんとデートしよ? 一樹/な、なんでそうなる? 姉ちゃんとデートをする理由が全く見つからないんだけど。 華憐/えーなんでよ。いいじゃない。どうせ暇なんだし。 一樹/暇だけど、まあ地元じゃなければ。 華憐/やった~一樹ちゃん愛してる! [なぜか抱きついて来る。正直スキンシップがなければまだ、ましなのだが] 一樹/だー、抱きつくのはやめてくれ~ってか着替えるから一度部屋からでて! 華憐/も~分かったから。 お姉ちゃんが着替え手伝ってあげようか? 一樹/マジでお断りします! 華憐/もう、分かったから せめて私が選んだ服にしなさい。 そっちの方が男の子らしく見えるから。 一樹/うっ、わかったよ。 華憐/うん。正直で宜しい。 今日は涼しいからこのグレーのジャケットと白いTシャツにしなさい。 ああ、あと今日はジーパンじゃなくて普通のパンツにしてね。 一樹/わかったよ。 [ファッションのことはイマイチ分からないからな。こういう時は姉ちゃんが頼りになるんだよな。] 華憐/一樹ちゃんまた声にでてるわよ。 一樹/うっまたか。 華憐/でも、お姉ちゃんを頼りにしてくれるってことが私は嬉しいよ。 一樹ちゃん有難う! 一樹/わかったから、抱きつくのはやめてくれ。 華憐/わかったから、お姉ちゃんは一時退散するわ。 着替えたら呼んでね。 一樹/うん。
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