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第一話/お姉ちゃんの趣味。
まだ冬の寒さが抜けない櫻が舞う四月。
海堂一樹/はぁ~聞きたいんだけどなんで、そんなにくっついてくるの?
海堂華憐/えっ、だってそこに一樹ちゃんがいるから。
一樹/(そう、姉ちゃんこと海堂華憐は弟である俺、海堂一樹を極度に溺愛する傾向がある。更にたちが悪い事に本人は本気だとのこと。)
華憐/だって一樹ちゃんが可愛いんだもの。
更に華憐が抱きついてくる。
一樹/だーやめろ~
華憐/もう、恥ずかしがらなくてもお姉ちゃんは逃げないわよ~
一樹/もう勘弁して。(これでもお姉ちゃんは学校では生徒会長なのだ。見た目が美人なだけに周囲の視線が痛いし生徒会長が抱きついてくるなんて、勘弁して欲しい。)
結局、お姉ちゃんは学校につくまで俺に抱きついたままだった。
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