出逢い

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『魅紗さん、おはようと言うより、こんにちはだね、まだ寝てるかな?昨夜は朝まで付き合ってくれて、ありがとう、楽しかったよ、今日もよろしくね』 僕は起きてすぐに魅紗にメールを送り、朝食兼昼ご飯を食べていると魅紗からメールが入る 『アニキさん、おはようと言うより、こんにちはだね(笑)私の方こそありがとう、色々と話が出来て深く知り合えたしね』 ん、ん、なになに? 深く知り合えたしね、なんて… お互いに名前も顔も肝心な事は何も知らないんですけどと言いたいけれど、僕は何か嬉しい気がした 『魅紗さんを今よりももっと深く知りたい』 『それはアニキさん次第かな、それと私にさん付けは要らないよ、魅紗でいいから』 おぃおぃ魅紗 それってどういう事? あなたは小悪魔? 思わせ振りな事を言って 男は馬鹿だからすぐにその気になるんですけど… 益々、魅紗が僕の心に住み着いてくる それは悪い意味ではなく…
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