もて期

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人は何かが順調だと、思いもよらぬ幸運が重なるものである 僕は魅紗とのメールが順調で楽しい毎日を過ごしていた 今回は長く続くんじゃないかと思えた そしてそんな僕にも幸運が重なることとなる ある時、一通のメールが僕に届く ハンドルネームは さくら 35歳の×1 『アニキさん初めまして、良かったら話しませんか?』 メル友の申し込みだった 女の人から来るなんて、初めての事だからびっくり仰天 こんな事もあるんだと思い、僕よりも年上だったけれど、断る理由もなく 嬉しくなって、速攻で返事を返す 『さくらさんメールをありがとう、よろしくね』 この日から、魅紗とさくらとの両手に華に鼻の下を伸ばしていたら… 更に別の女性からもメル友の申し込みが来る ハンドルネームは 莉加 42歳の既婚者 またもや年上の熟女だけれど断るどころか 大いに大歓迎で、来るもの拒まず もちろん、僕は莉加ともメールを始める 両手に華ではなく、両手では足りない三つの華に… モテモテ男で信じられない展開で、すっかり気分を良くした僕は、何時も以上にメールに熱が入る
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