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魅紗とのメールは僕のライフワークの一部になっていったと言うより、何時しか魅紗が中心の毎日と言っても過言ではなかった
今までのメル友さんとは違う
それは、魅紗と食べ物の好みとか笑いの壺とか趣味趣向がよく合っていたからだと思っていたが…
何なんだ?
この悲しい感情は?
たかがサイトで知り合ったメル友だろ?
顔も知らないんだぞ
もし魅紗の顔を見ることが出来て、まったくタイプじゃないかも知れないんだぞ
なのに何なんだ?
この気持ちは…
もっと早く魅紗に出逢っていれば…
運命の悪戯に恨み言を言っても仕方がないが…
言いたくもなる
僕は返事に何を書けばいいのか分からずに、魅紗にメールを返せずにいた
いや、返せなかった
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