1人が本棚に入れています
本棚に追加
一人の少女が小鳥のさえずりに起こされる。彼女の名前はカイル・フレッチャー
イギリスに住む普通の高校生。年齢はわずか16歳である。彼女には一人の姉が居る。名前はラミア・フレッチャー。年齢は17。
カイルは今、わくわくしている。何故なら今日は待ちに待った土曜日だからである。
急いで階段を駆け降り、母親の元に行く。
母親を見つけると、高速で駆け寄りこう言う
「お母さんお母さん!!今日、本当に行くんだよね!?」
「えぇ、そうよ。今日行くのよ」母親は落ち着いた声で言う。それと同時に姉が大きなあくびをして言った
「アンタは子供か…。ちょっと遠くへ行くだけでしょ…」
「でもっ、でもっ、旅行だよ!?飛行機に乗って行くんだよ!?」
いつもこんな感じである。カイルが母親に何か言った後母親がそれに答える。その後ラミアがあくびをしてからカイルにツッこむ。その後カイルがラミアに何か言う。いつもなら父親が「おはよう」と言う…が、父親は今特殊な事情で会社に泊まり込んでいる。
その為、今回の旅行は母親、ラミア、カイルの三人で行く事になる。
「あなたたち、取り合えず着替えたら?」母親がワンコメント。「そうね」「そうねっ!!」見事にハモる。
数分後…
「よし、これでいいわ」ラミアが先に母親の所に帰って来る。
「カンペキッ!!」続いてカイルが母親の所に帰って来る。
最初のコメントを投稿しよう!