月下の祈り

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月明かり 背に背負うは幼き子 鼓動が一つまた一つ 響く命の源が 日々の頁をめくってく 二人の結び目暖かく 夜風に吹かれしなびく髪 されど隙間はそこにはあらず 母子の温もり星が見守る 歩み歩むは未知の道 薄い氷の道のよな 淡い夜空の道のよな 守り守りし愛しき子 いつかその手に幸せを いつかその目に眼差しを 祈る母の愛は果てない 作詩:櫻花 葵 様
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