過去編

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下駄箱から階段を上り、教室に入る。雪の降る日はクラスの光景もなんだか違って見えて、少し面白く感じる。 ただ、僕には話す人も居ない。 友達は少ない。どうせ高校生活の間だけだから苦にも思わないけれど、それは僕がいつも読書をしている理由に直結していた。
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