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翌朝少女が目を覚ますとそこの小屋には先客がいるのにきずいた。
「はじめまして、エレンと言います。
あなたも泊まっていたのですね。」
緊張のせいかぎこちない挨拶しか出来ない。
「丁寧にどうも。
自分はテラスと言います。以後よろしく。」
その男は私と違い丁寧に挨拶してくれた。
「あなたはどこから来たのですか。」
「え! あたし!?」
不意の質問に声がうらがえってしまう。
「私はそこの道を歩いた先の所にある村から来たの。」
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