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「何故俺はここに?」
俺はエレンに聞いてみた。
「あなたは私をかばい鳥類にかまれてしまい意識が飛んでしまったのです。」
「ああ‥そこまでは俺もうっすら覚えている。」
俺はエレンの話を真剣に聞いていた。
「そうですか…それからここの村の屈強なもの達が助けにきてくれたの…です。」
「そうだったのか。」
…しかしじゃあ何故俺を助けにきてくれたのだ。
「何故助けくれたんや!…と言いたそうですね。
‥その者達は私を追って来たのですよ。」
そうか‥しかし何故その者はエレンを追って来たのか‥そして何故喋っても無いのに分かるのだ。
俺は少しその事について考えていても何も言って来ないので
「‥何故あなたを追って‥?」
するとエレンは少し戸惑うも口に出した。
「私はこの村の王妃だからです。」
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