3人が本棚に入れています
本棚に追加
【それでは、私はそろそろ帰りますね】
「帰るって言うか俺の心との繋がりを切るだけだろ?」
【まぁ、そうですけどね、それでは私はこれで……】
エレティカがそう言った後、エレティカと会話することはできなくなった。
何故、エレティカがこの『ノーマル』の国では誰も知らない鬼の殺し方を知っていたのだろうか?
それに、エレティカが『ノーマル』では使えない異能を使える事にも驚いたけれど…
でも今は自分のことが気になる。
鬼と『ノーマル』のハーフ……
詳しくはエレティカも知らないようだったし、今の義母さんなら何か知っているかもしれない。
今は義母さんは買い物にでも行っているのだろう、家にはいない。
帰ってきたら訊いてみよう。
エレティカに言われたことや学校などであったことを考えながら待つことにした。
最初のコメントを投稿しよう!