人種

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ところ変わって2050年つまり現在。 そしてここは人間達つまり『ノーマル』達の街である。 場所はとある学校の教室の中だ。 そして歴史の授業中である。 「はい。それでは、2008年に鬼達がどんな事件を起こしたのか、教科書に書いてあるので、誰かに読んでもらいます。それじゃあ……カルマ君、読んでください」 「……zzZZ」 「カルマ・ガヤル君!!起きなさい!!」 「……ふぁ~あ、ん?先生何ですか?」 「鬼達が2008年にどんな事件を起こしたのか、教科書を読んでください!!」 「わかりました。え~とぉ、鬼は、2008年に突然現れた人種で、もともとは『ノーマル』でした。突然変異で鬼なったようでどうして鬼になったのか今でも詳しい理由はわかっていません。鬼の外見的特徴はまず両肩と腕それに腹、両膝に口があり、通常あるべきところに口がありません。それにどの鬼にも3本以上の角が生えています。そして力が『ノーマル』の数倍以上は強く、飢えた獣の様に凶暴です。それと目は一つしかありません。鬼はもともと『ノーマル』だったからなのか、『ノーマル』のように基本的に身体能力が高いそうです。そんな鬼達は、当時の『ノーマル』達の街を破壊し初めて、その街の『ノーマル』達を殺して、その肉を食らったそうです。その後、生き残った『ノーマル』達で鬼達と戦争をしました。そして現在2050年の今でも戦争は続いています。」
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