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魔王「……な!?」
あまりの衝撃に魔王は思考が停止してしまった。
姫勇者「フフッ、あまりにも可愛い寝顔で見惚れちゃいましたわ♪」
固まってる魔王をよそに、姫勇者は満面の笑みを浮かべニコニコと魔王を真っ正面から見つめている。
お互いの唇が触れ合いそうなほど近い距離で魔王と姫勇者は向かいあっている。
魔王「あ……あぅ」
(逃げなきゃ!逃げなきゃ!逃げなきゃ!)
やっと頭が回りだし、逃げようと体を動かそうとした瞬間。
姫勇者「もう我慢できませんわ♪魔王~♪」
姫勇者が抱きついてきた、そしてそのまま豊満な胸が魔王の顔を埋め息ができなくなった。
魔王「ふむぅっ!?んー!んー!!」
口も鼻も塞がれ呼吸ができず苦しくてもがくが、姫勇者は抱擁を弛めてくれない。
姫勇者「あん♪そんなにグリグリしたら感じちゃいますよ♪もう、悪い娘♪」
それどころか、魔王が甘えて顔を動かしていると勘違いして余計に抱擁を強めてきた。
魔王「あ……んむぅ……」
ついに意識が途切れ、魔王はそのまま一度死んでしまった。
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