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魔王「きゃぁ!?」
つい、魔王は嬌声のような声がでてしまった。
それを聞いた姫勇者はますます息を荒げ、無抵抗に近い魔王の体中を触り口づけをはじめました。
姫勇者「んっ、ちゅっ……ハァハァ、魔王ったら可愛い声あげちゃって♪」
耳元で聞こえる荒い息と姫勇者の言葉に魔王は恐怖し、ガクガク震えた。
(嫌……怖い、怖いよぉ)
何度も姫勇者を振り払おうとするが先ほどの、拒否したら殺すの言葉のせいでなかなか本気で振り払えずにいた。
姫勇者「んっ~♪さて……たくさん堪能したし、そろそろ」
やっと解放される! 魔王がそう思った次の瞬間。
姫勇者「そろそろ、魔王を食べちゃおうかな♪あ、もちろん……性的な意味でよ♪」
魔王「え?……え?」
姫勇者の瞳が爛々と妖しい色を孕み、口元が微かに三日月型に歪んでいる。
魔王「っ!? きゃん!?」
逃げなきゃ!! そう思い姫勇者から逃げるため距離を取ろうした刹那、姫勇者の方が魔王より早く動いていて魔王は押し倒されてしまった。
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