第1章

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魔王「きゃん!?や、やぁ……は、離して!?」 魔王は恐怖から一心不乱に身体を捩ったりしてなんとか姫勇者から逃れようとした。 しかし、姫勇者は上手く身体を制し、魔王の動きを封じ込めていく。 姫勇者「無駄よ♪」 ニヤリと口元が三日月型に歪み笑い、一気に魔王のドレスを引き裂いた。 魔王「いやぁぁあ!?お願い、止めて!止めてよぉ……えぐっ」 恐怖、畏怖、恐れ。 人が感じる負の感情を魔王は身をもって、今感じた。 瞳いっぱいに大粒の涙を溜め、怯える魔王に姫勇者はウットリとした。 露わになった豊満な胸、シルクの様な美しい髪、真珠に劣らぬ玉の様な肌。 その全てが今まさに、自分のモノになる。 姫勇者はこれまでに感じたことのない歓喜に心を震わせてた。
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