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「え……」
訝しげに二人を見る。
「読心術……?」
なにそれ怖い。
「「声出てたぞ」」
はい、そういうオチですね、ありがとうございます。
しかしまた心の声だだ漏れ……うむ、気をつけなければ。
気がつけばいつの間にか司と高城くんの言い争いは再開していた。
そんな二人を見ていると、二人ともこの先も一緒な気がする。
なんだかんだいっても仲が良い。……てか、さっきといい、今といい息ぴったり。
周りに集まったクラスメイトも止めようとしているが、入る隙がない。
俺は……どうしよう。
止めなくてもいつも勝手に終わってるし。
てか、そろそろ昼休み終わるんだよね。弁当食ってようか。
「だから君はいつも……!」
「そっちだっt
キーンコーンカーンコーン
ガラッ
「席つけよ」
「「昼休み終わり!?まだ飯食ってねぇぞ(ないよ)!?」」
……ドンマイ。
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