3.

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「え……」 訝しげに二人を見る。 「読心術……?」 なにそれ怖い。 「「声出てたぞ」」 はい、そういうオチですね、ありがとうございます。 しかしまた心の声だだ漏れ……うむ、気をつけなければ。 気がつけばいつの間にか司と高城くんの言い争いは再開していた。 そんな二人を見ていると、二人ともこの先も一緒な気がする。 なんだかんだいっても仲が良い。……てか、さっきといい、今といい息ぴったり。 周りに集まったクラスメイトも止めようとしているが、入る隙がない。 俺は……どうしよう。 止めなくてもいつも勝手に終わってるし。 てか、そろそろ昼休み終わるんだよね。弁当食ってようか。 「だから君はいつも……!」 「そっちだっt キーンコーンカーンコーン ガラッ 「席つけよ」 「「昼休み終わり!?まだ飯食ってねぇぞ(ないよ)!?」」 ……ドンマイ。
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