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「今朝ぶりですね、如月くん。あの後ちゃんと理事長室行けたようで安心しました」
「ああ、はい……どうも」
「大丈夫ですか?顔色が優れないようですが、緊張してるんですか?」
「い、いえ、大丈夫……です」
ガチガチになって黙っていた俺に西華院だっけ?があの胡散臭い笑顔で話し掛けてくる。
緊張していれといえばしている。
殴って放置したことと、キ、キキキキスをされたこともあって、顔を合わせずらい。
またキ……ああ、もう言いたくねぇ!あれされると思うと、いてもたってもいられない。
あんなこと言った手前なんだけど、帰りてぇ!
「無理はしないでください。何かあればどうぞお気軽に。理事長から頼まれた手前、誠心誠意尽くしますので。紅茶飲みますか?」
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