元旦上杉謙信

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「京姫。捕まえた。」 そう言って妖艶に微笑む彼に私はもう何もできなかった。 「で、何故私は謙信様の上に座っているのでしょうか?」 そう、聞くと笑いながら彼は 「京姫が私だけに全てを向けてくれるのであればこんな風に強引な手は使いませんよ。」 彼は、流れるまま私の髪を一束掬い上げそこに口づけを落とした。
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