1章

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俺は森の何処かに飛ばされ先程遭遇した猪の事を考えた 「猪にしては随分でかかったな……今度見つけたら鍋にして食ってやる」 空から落ちて猪に弾き飛ばされるなんて運がないな… 服に付いた汚れを叩きながら立ち上がる 「さてと人がいるところに行きたいけどどっちに行けばいいんだ?」 辺りを見回しながら考え込む 少しの間今後について考えたが解決しそうにないので開き直った 「なるようになるだろ」 俺は考えるのをやめ、とりあえず先に進むことにした 今まで色々な所に行ったけどこの国には美味しい食べ物や珍しい食べ物とかあるかな… 森に何か食べられそうな物がないか辺りをキョロキョロ見回しながら歩いていく 「おっ!なんかの実がなってる」 何気なく上を見上げたら木に楕円形の緑色の実がなっていた さっそく見つけた実を採りかじってみる 「……食えるか!」 かじってみたが実は苦くとても食べられたものではなく俺は実を投げ捨てた 「記念すべき1つ目の食べ物は外れか」 俺は少し落ち込みながまた辺りを見回しながらどんどん先に進んでいく
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