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「さてとそろそろ行くかな」
若者は異世界に行く準備を始める
「相変わらず規格外だなそなたは」
老人は驚き半分呆れ半分で言葉をかけた
「そうかな?」
若者は準備を進めながら話を続ける
「個人で道具も使わず異世界転移できるのは普通じゃあり得ないからな」
老人は苦笑いしながら答える
「皆も頑張ればできるかもよ」
「ああそうだ。頼むから【派遣勇者】って名前これ以上広めないでくれよ」
若者は嫌そうに老人に頼む
「それは約束できんな」
老人は楽しそうに笑いながら答える
「酷いな。何かあっても助けにこないからな」
若者も笑いながら返す
「助けを呼ばなくてもいいように国を強くするわい」
「そうか、期待してるよ。もし次訪れるような事があったらどのくらい強くなってるかな」
二人は楽しそうに笑いながら若者の支度が整うまで話を続ける
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