1章

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バキバキバキバキ ドンッ 俺は木々の枝を折りながら落下した 「いてて、でも思ってたより痛くなかったな最後なんか柔らかいとこ落ちたし」 落ちた辺りを見回し落ちてきた空を見上げた 「ここの森は随分と木々の背が高いな」 空を見上げようとしたら深い木々の緑によって日が遮られていた 「それにしてもこれからどうするかな」 これからの事を考えていると背後から何か大きな物が迫ってきた 「ん?なんだ?」 威圧感を感じ振り返るとそこには大きな黒い獣がいた 「……でかっ!猪か!」 後ろにいたのは真っ黒な猪だった 1つ普通の猪と違うところが背丈がゆうに5mを越える大猪であった 俺が余りの大きさに驚いていると明らかに敵意を持った目でこちらを睨み付け突っ込んできた 俺は唐突の事に判断が遅れ避けることなど出来ず弾き飛ばされた
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