1こ
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「いちこ、席替えしたよ」後ろからあたしを呼ぶのは、同じクラスのゆうちゃんだった。 「あ、ほんとに?」 「廊下側の一番前」 「ゆうちゃんは?」 「ここ」と指した場所は、あたしの運命の人の席の隣だった。 いいな。いいな。ゆうちゃん、いいな。 あたしなんか廊下側……。 そう思って、彼のほうへと顔を向けると、また机に突っ伏していてあたしをもう見ていなかった。
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