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腕時計をズボンにぶら下げていると、そのうち時計のベルトは痛み、切れたりする。
その程度は想定内である。
ベルトは取り替えればいいし、ベルトなしでも時計本体をポケットに入れておけば事足りる。
しかし。
私が買った腕時計達は、哀れにも、そんな被害じゃ収まってくれなかった。
ある腕時計は、というと。
ある日、針が止まっていることに気づいた。
電池を入れ替え、時刻を合わせるために本体横のネジを回そうとしたら。
――ネジがなかった(笑)
あの、小さな丸いギザギザのトコ。
ええぇ~??
どこ行った!?
あんなちっこいモン、現場で失くして見つかるワケがない(笑)
てか、そうそう簡単に外れるようなシロモノではないと思うんだが(笑)
またある腕時計は。
ある日から急に、異常に時間が狂うようになった。
何度針を合わせても合わせても、すぐに狂う。
遅れるとか止まるとかではない。とんでもなく狂うのだ。
何でだ!?
時刻を合わせながら文字盤を凝視していたら。
あれ?
――カバーガラスがなかった(笑)
ええぇ~!!
どこ行った!?
透明なんで気づかなかった。
そりゃ狂うはずだわな、針が露出してんだから(笑)
しかしこれまたそうそう簡単に外れるようなシロモノではないと思うんだが(笑)
相次ぐ惨事に、こりゃあズボンにぶら下げるという苛酷な環境が原因ではないかと結論づけた私は、ポケットの中に収納できる懐中時計を買うことに。
少々値が張った(笑)
しかしナゼかこれまたすぐに動かなくなり、修理に出したら。
「歯車がすり減っていて、替えの部品がありません」
ちょ、待てい!!
買ったばっかの新品が、なんでだよ、コラァ!!(笑)
ここまでくると、もうすでに、時計とはご縁がないとしか思えない(笑)
その点では、ピンクちゃんは私の救世主と言えるかも(笑)
ただし、ピンクちゃんといえども油断大敵である。
時計デストロイヤー・かずの魔手にどこまで耐えられるか、まだ結果は出ていない(笑)
頑張れ、私のピンクちゃんっ💓
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