転生

3/7
前へ
/28ページ
次へ
 そうとわかればいつもでもこんなところで膝をついているわけにはいかない。歩いて人のいるとこにでないと。  そう決意し、立ち上がる。  とその時、近くの茂みがガサガサと音を立てながら激しく揺れた。  こんな森の中じゃ人がいるとは考えにくい、僕は警戒した。  しかし、茂みから出てきた生物のシルエットが2足歩行であることがわかると警戒をといた。 「すみません。ここってどこですか?」  安堵しそのシルエットに近づいた時、驚愕のあまり、心臓が大きく跳ね上がった。  そこには………………半裸のおっさんがいた。  
/28ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3人が本棚に入れています
本棚に追加