そのままの君でいて―リョウク

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リョウク「ア~ラ~ン!!また僕のアイス食べたでしょ!?」 アラン「買ってすぐ食べないで残しとく方が悪いだろ」 リョウク「も~……ひどいよっ(泣)大事にとっておいたのに!!」 アラン「泣くなよ。女か」 って言ってる私が女だったりする 「ヒョンとヌナって男女逆ですよね」 リョウク「キュヒョナ!?」 アラン「ち……っめんどくせぇ」 キュヒョン「女の子がそんな言葉使いでいいんですか?」 アラン「女の子なんて思ってないくせに」 キュヒョン「バレましたか」 バレましたか、じゃねぇ 仕方ないだろ 私の兄弟みんな男 おまけに男勝りな母親に育てられりゃ、こんな風にもなるだろ キュヒョン「ヒョンも大変ですね。あ、でも女らしいヒョンにとったら丁度いい感じですか?(笑)」 リョウク「キュヒョナ!!//僕女らしくないよ!!」 アラン「アイス1つでプリプリ怒るくせに」 リョウク「……みんなして何だよ~(泣)」 今まで恋愛なんてした事ないし この男勝りな性格で悩んだ事なんてないけど たまにリョウクをみて思うんだ 自分がもっと女らしかったら……いや せめて人並みに女らしかったらきっと、リョウクみたいに皆から可愛がられて 私の人生ももう少し違ってたかもって でも、今更女らしくなんてなれないから リョウクをみて羨む事しかできない自分 .
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