シラベ

3/4
前へ
/31ページ
次へ
「何が可笑しいんだ!!」 「坂本君!!抑えなさい」 坂本は元々この人の事を良く思ってない。その上殺された人を馬鹿にしたのだから怒ったのだろう。 「…………すいません。取り乱しました。」 「…………いえ、いいんです。私が悪かったので。」 「うちの相棒が失礼しました。話を戻しましょう。殺された三人の日記はございますか?」 「…………日記ですか?」 「はい。証拠になりますのでお持ちいただければ。」 「…………はい。わかりました。」 キィッバタン 「…………坂本君」 「…………はい。すいません」 「謝る前に実行するの。」 「はい。」 「探偵はね、ああゆう人と関わるものなの。わかってるでしょう? …………まぁ、流石に私もカチンと来たけどね。」 「あの……零奈さん。」 「ん?」 「今回のこの事件なんか変ですよ。嫌な予感がします。」 「事件なんてそんなもんでしょ?」 「そうですけど……今回はやめましょうよ。無理して解決す「私が解きたいの」」 「………なんで、ですか?」 「それは」 キィッバタン
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加