好き、でした

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アイツはもう 電話をかけてもこないし 学校で話もしないし 目も合わせてくれなかった 友達がお前しかいないというわけでもなかったけど 俺は生きている心地がしなかった そんなある日 お前からメールがきた いつ振りのメールだろうか もしかしたら、仲直り出来るかもしれない ってそう嬉しくて開けたメールは 俺をより苦しめるものだった ―――――――――――――――― 一応、お前にも知らせとく 彼女出来たから 4組の羽瀬川夏 手出すなよ      ―――――――――――――――― 彼女が出来たという報告 手を出すなという注意 手なんか出さないよ・・・ なんで、俺になんかメール送ってきたんだよ いっそのこと 送ってくんなよ こんな思いするなら 知りたくなかった・・・・・・・・・
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