Identity

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彼女が目を開いた。 彼女も状況が分かっていないようすで周りを見る。 その視線が『僕を』捉える。 微笑みながら、何事かを呟く。 ――良かった。 『良かった?なにがだ?』 『不思議そうな顔をしていたのだろう。』 彼女は『僕に向かって』こう言った。 「あなたを、死なせてあげる。」
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