#01 始まり

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#01 始まり

開けちゃいけない扉の前に立たされた私。 鍵はかかってない。 頭では分かってるの。 この扉の向こうに行ってはいけないことが。 だからこそ私は目を閉じようとした。 振り返って逃げようとした。 でも身体が動かなかった。 気づけば私は知らない間に扉の中から出てきた彼に腕を捕まれていたんだ。
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