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私は夢が仕事に戻るのを見届けると、キッチンで軽くまかないを調理し始める。
といっても冷凍食品のピラフを電子レンジにかけるだけだ。
電子レンジのボタンを5分にセットしてボタンを押す。
そして待っている間、私は携帯をひらいた。
―☆新着メール1件
メール画面を開き、メールを確認する。
――――――――――
○山中和成
お疲れ様!!俺は今仕事終わり(^^)
杏はもう少しか。頑張れよ!!
で、本題。
今週末だけど土日どっちが
空いてたっけ?
――――――――――
山中和成。
彼は今の私の彼氏だ。
和成とは前の職場で知り合った。
お互い最初は恋愛感情などさらさらなく、ただのいい同僚程度だったのだが、私が悩んでいるときにてを貸してくれた。
仲良くなり始めると周りが後は放っておかなかった。
その頃からお互いが意識しはじめて気づいたら付き合っていた。
私自身が彼に思うことは正直沢山ある。
私自身が言えることでもないとは思うのだが、もっと身だしなみには気を付けて欲しかった。
あと仕事。
女性なら付き合った男性=結婚相手として相手を見ると思う。
少なくとも私はそうだった。
その仕事が26歳というのにまだ不安定だった。
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