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「お前、話し聞いてたか？」
「聞いてるわけないじゃん」
「ひどす！」
仕方ないじゃん。
恥ずかしいんだから。
「だぁかぁらぁ！お前！好きな奴おるんか？」
……………!!!!!!!!!
「……はぁ！」
え！そんな話してたのか！
いきなり過ぎるだろ！
「そんな感じだと、おるみたいやなぁ」
「い、居るわけないだろ」
お、お、おちつけ
いつも通り、冷静に……
「……ホントかいな…怪しい(;￢_￢)」
そ、そんなに見んなぁぁ！！
「……てか、なんで、そんな話しになった」
「……ん？はぁ。これも聞いて無かったんか。俺は好きな奴が居て、どうしたら告れるか聞いてんだよ」
「……え？好きな……奴？」
居たのか……
告れるか………
んなの聞いてる時点で俺じゃ無いんだな……
早速失恋か……
「……んなの知るか…自分で考えろ…俺は寝る」
「つめたいなぁ」
…………俺はどうすれば良いんだよ。
目の前で…大切な人がどっか行っちまうって…
悲しすぎんだろ
最悪だ………
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