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ギシギシと揺れるベッド
段々と白み始める外の色
「りょ…ぅ…あ…っ//」
「…っ……」
慎が気持ち良さそうな顔をするもんだから、俺は息を詰めて前立腺への刺激を高める。
開いた脚が、すがりついてくる華奢な腕がカタカタと揺れた。
一段と締め付けがキツくなる。
「慎…俺、イクんだけど…っ」
慎の自身に触れようとすると、力のない手が阻止しようとした。
「…おねがい…っそこは、さわんないで…っぼくももうイクからあ…!」
おねがい
「…………」
慎の顔を盗み見ると、顔を歪めて苦しそうな表情
ードクッ
そんな表情にさえ、俺の身体は反応するんだから不思議だ
心は少し寂しいのに
「んぁ、あ…ああっ//!」
今日初めて震える奥の震動に目を瞑る。
俺は今日だけで何回慎のナカに自分の精液を放ったのだろう
目を開くと、少量の精液にまみれた慎の姿が飛び込んできた。
目が合うとはにかむようにニコッと笑う。
…おまえは今日一回しか出してねぇじゃん
ズキ…
胸の奇妙な痛みを振り払うように自分のをずるりと引き抜いた。
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