プロローグ-prologue-

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俺と同じようにボカヲタ、謀人気動画サイト厨だが、ヒキニートではなく科学者で、しかもミスマッチなことに、バンギャ男だ。イケメンだし…。髪は金パでヘアピンをしている。服装もチャラいけど、これでも彼は相当優秀な科学者だ。羨ましすぎる…!爆発しr「おい、カイリ」 「…なに?兄貴」 「夢を選ぶこと、できるかもしれないぞ」 「は…?」 兄貴がなにを言っているのかわからなかった。 「は?じゃねぇよ。俺たち、今夢についての研究してんだ。夢を選べる装置できるかもしんねぇ」 「嘘だろ!?」 「嘘じゃねぇって!お前のために俺が作ってやるから、期待してろよ?」 「兄貴…」 「その代わり、カゲロウ●イズⅡ俺にも読ませろ」 「神と呼ばせて下s「断る。」「はい」 俺は、この人が兄貴で本当によかったと心から思えた。 「じゃあ、嫌だろうけど、寝るぞ」 「ああ。…おやすみ」 今日の夢は何だろう? またリコ姉にいじめ倒される夢だろうか。 俺の大嫌いなキャベツの芯に追いかけられる夢だろうか。 まあどうあれ今日も、悪夢であることに変わりはないだろう。 もうさんざんだ。
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