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「あれ…その様子だと…失敗しちゃった?」
ソラはサラマンダーの顔をぐいっと覗き込んだ。
「指輪の魔法使いがいたぞ…話が違うじゃないか!」
「あれ…おかしいな…指輪の魔法使いは調べものしているはずだけどな~」
ソラは右手人差し指を顎にあて困った表情を浮かべた。
「適当だな…だいたいこのことをワイズマンやメデューサ様は知ってんのか?」
ソラはニヤリとして口元に右手人差し指をやった。
「もちろん…内緒だよ…最近ミサちゃんご機嫌斜めだし…」
「はっ…そうかよ…」
サラマンダーは夜空を見た。
(そういえばあいつ…メデューサ様に似ていたな…)
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