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プロローグ
用語解説:パワーアーマー
新歴510年代に火星都市キョウツにてその概念が成立したパワードスーツ。
生身で人間の力の限界を超えた魔法使いに対して従来の人類では太刀打ちできないのは明らかであった。
この状況を打開するため、“人間の限界を越える”ための装備の開発が行われた。
その結果、2m前後のフレームにありったけの汎用武器を詰め込み、状況に合わせた強力な拡張兵装を搭載できるペイロードを持ち、かつ高機動力を持たせるために背部小型核融合炉とそれに直結されたブースターウイングを持つ。
ここまで完璧かつ高性能になるとコストが非常に高くなってしまうが、製造から管理までの工程をロボット等で無人化した事で軍事費から切り離し、経済そのものから隔離している。
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