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月の光が窓から入るほど夜の月がまぶしく感じる天気の良い夜九時過ぎ、私は戸締まりをして、寝る前に願いました。
「目の前に素敵な人があらわれますように」
と。
次の日の朝私は纏わりつく感触で覚醒した、私の胸に手が、すると女の子の寝顔が。
私の家の部屋に少女が独り寝てます・・・・。不審者じゃないか心配です、でも女の子なんでなんとかなるはずです。
時刻は午前5時16分ぐらい、夏も近いから空は明るく黄金色の気配を感じさせる。私は彼女を引き離そうとした、すると胸が露わになっている、仕方なく選択した私のシャツを着せてあげる、まったく起きる気配がない。
私は目が覚めたから仕方なく下へ降りていった。
午前6時3分、私は朝ご飯を食べながらテレビを見ている。すると彼女がそろりと下に降りてきた、初対面の筈の人間に「おはよ~ぉ」と、他人の家に入り込んで家主のベッドで寝る不届き者に小一時間説教をしたい。
すると彼女が私に笑顔で。
「瑠衣ちゃんお久しぶりだねぇ~!」
「覚える?私だよ私」
「あんた、なんであたしの名前しってんのさ?っていうか私私詐欺?」
私は頭に疑問符とビックリマークを浮かべた。
「ほら~、小学校が同じで近所に住んでて幼なじみの桜だよ~、覚えてない?」
なんて言うもんだから私は混乱した。
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