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何で
彩は私を救ってくれた。
嬉しかった。
「ねぇ。彩ってさぁうざくない?」
「(∑彩!!?)」
「そうそう、あいつうちらを裏切ったよね―!!」
「いいんじゃない。鈴木とお似合いじゃん。」
「「「ハハハハハ!!」」」
そんな、彩が……いじめられる………
彩はこの事を知っているのだろうか?
そう思った時、私は教室を走り抜けていた。
「(彩、彩、彩!!何処?)」
「涼?」
「彩!!」
「どうしたの?」
「あ…のね。………」
「?…あぁ。いじめ?」
「∑∑!!!」
「ハハ。大丈夫だよ。」
「えっ?」
「だって、あんたがいてくれるんでしょ。」
彩は優しく笑った。
「うん。」
「友達…なんだからね。」
彩は顔を少し赤らめていた。
「友達!!だよ!!」
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