第1章

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私は後藤 彩。 13歳、ごく普通の中学生。 この学校には、“いじめ”があることに一年の三学期に気付いた。 「彩~あいつ、うざくない?」 私は目線の先で小さくうずくまっている少女を見ていた。 この少女は彼女らに逆らったらしい。 「(何で皆にあわせなかったのか?あわせればいじめられるコトもないのに。)」 「彩~?聞いてる?」 「あぁ…うん。」 この教室でいじめる側にたてつけばかならずいじめられる。 私はそれが分かったから、今があるんだ。 たてつかずに意見を会わせるだけでいい。 そうすればいじめられない。 そして、お互い嫌な気持ちにはならない。 そうやって学校生活をしてるし、これからだって続いていく。 これが私の、 安定した生活だから
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